果物を入れるネットに意外な使い道が…!バステト神と化した黒猫の神々しい姿に15万人が魅了される
猫は人間社会にとって身近な存在ですが、時には神秘的な存在。日本各地には猫を神様や神の使いとして祀っている神社があるほか、世界には数千年前に猫を神様として信仰していた地域もあります。
そんな中、SNSのXでは「バステト神」にそっくりな黒猫ちゃんの存在が話題になっています。
実際の写真(提供:飼い主さん)
バステト神とは、エジプト神話に登場する女神のこと。古代エジプトの人々の間では悪霊や病気から守ってくれる女神として信仰されており、遺跡から見つかった出土品では座っている猫の姿や、猫の顔を持つ人間の姿などをしているのが特徴的。
現代では首元にゴージャスな装飾を施した黒猫として表現されることも多い神様として知られています。
よくあるバステト神のイメージ
一方、Xで話題の黒猫ちゃんの首に装着されているのは、「フルーツキャップ」と呼ばれる果物を包む時に使われるポリエチレン製のやわらかいネット。
本来はフルーツを衝撃から守ったり腐りにくくする役割があると言われていますが、猫の首につけると網の目が均整の取れた模様みたいで、まるで首飾りをしているかのよう。華やかな見た目といい、お行儀の良い座り方といい、まさに現代に降臨したバステト神のような佇まいです。
この写真が「うちのバステト神」というコメントと共にSNSのXへ投稿されると、15万件を超える”いいね”が集まるほどの大反響。同じようにフルーツキャップを巻いた愛猫の写真をアップするユーザーが続出しているほか、「なんて神々しい」「思っていた以上にバステト神」「威厳とかわいさの同居具合がすごい」「実家に戻ったらやってみます」など、たくさんのメッセージが寄せられて注目を集めています。
フルーツキャップは通常、果物を取り出したらすぐにゴミ箱行きになってしまうものですが、それを猫と結びつけるとは斬新なアイディア。どうして猫に被せてみようと思ったのでしょうか。
写真を投稿した飼い主さんに話を聞いてみると、愛猫にフルーツキャップを被せたのは今回が初めてのことだったそうで、「家にフルーツの包みがあったので、思いつきで着てもらいました。」とのこと。実際にフルーツキャップを着た愛猫の姿を見た時の印象については「『こういう神様いたよな〜』という感じですね。」と振り返ってくれました。
飼い主さんが猫と暮らし始めたのは今から4年ほど前のこと。保護された10匹の兄弟猫の中から2匹を引き取ったのがきっかけで、そのうちの一匹が今回バステト神と化した黒猫のノアールちゃん。もともとノアールちゃんは着せられたりするのを嫌がらない性格のため、フルーツキャップも被せてみるとすんなり自分の物として着こなしていたのだとか。
首のコルセットではニャい
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